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上勝阿波晩茶とは?

 

乳酸発酵の阿波晩茶の中で上勝町産のもの。

山間部で作られる、ゆでて漬け込み
乳酸菌発酵させた独特の風味のお茶。

淹れると黄金色ですっきりした味が特徴です。

 

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あわい商店が作る徳島の伝統茶

上勝阿波晚茶との出会いは4年前。今でも衝撃的、感動的な出来事として思い出されます。

茶葉がなる風景は想像していたきれいに整備されたものではなく、素人にはどこにあるかわからない程に、まさに木々が思い思いに自生していたのです。力強くて、たくましく、一生懸命に大きくなろうとしている晚茶の芽吹きに、その生命力を感じ魅了されました。

800年の歴史をもつ上勝阿波晚茶は、上勝町の文化に影響を与え、くらしに深く入り込んだ、まさに生活の一部として、地域が育ててきたお茶です。
茶葉を乳酸で後発酵させる製法は、脈々と受け継がれてきましたが、味の伝承が、上勝町の文化とくらしを伝承してきたといえます。

晩茶農家さんの数は年々減少している状況の中、農家さんといっしょにお茶作りを体験したり、研修したりといった取組がスタート。

私達も晚茶作りを学ぶ晩茶オーナープログラムに参加して3年目となりました。阿波晚茶の製法は代々家々に受け継がれてきたこだわりがあり、家ごとに、そして年ごとに味が変わるという奥深さがあります。

晩茶オーナーの経験を通じて、地域や農家さんと深く繋がり、収穫にはじまり、茹でる、擦る、漬ける、干す、選別するまでのお茶づくりの行程一つ一つを手作業でおこない仕上げた、自然の恵みがたっぷり詰まった極みの商品です。

是非、「上勝阿波晩茶」の現場にもお越しください。

 

2023年お茶作り動画

2022年お茶作り動画

お茶ができるまで

①畑の整備

収穫しやすい畑作り。

②茶摘み

7月〜8月半ば

③選別

混合物がないか手作業で確認。

④湯でる

沸騰した釜で茶葉を茹で、殺菌する。

⑤擦る

舟という伝統的な道具で擦り潰す。

⑥漬ける

茶葉を桶に入れ杵で突いて空気を抜く。

数週間、発酵熟成させる。

⑦干す

桶出し後、2,3日天日干し。

乾燥後に選別作業を行い出荷。