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明治八年創業
徳島県鳴門市に位置する
創業150年の歴史を誇る老舗味噌蔵
杉樽で仕込む元祖天然味噌は、
和食の味を引き立てる逸品として
今でも多くの方に愛されています
 

井上味噌醤油が大切にする3つのこと

伝統の「もろぶた糀」 

井上味噌の風味を醸すために欠かせない米糀は、長年受け継いできた「もろぶた」という木箱を使い、約四十時間、麹菌に寄り添いながら「手仕事」にて育て上げます。

全量国産の
「米」「大豆」「塩」

醸造に適した国産の「米」「大豆」「塩」を厳選しておりますが、代々の教えにより銘柄や配合は非開示にしています。

「味噌蔵と木樽仕込み」
による天然醸造

震災により失った醸造環境を取り戻すべく、2023年4月に「土壁造りの醸造蔵」を新築しました。 「宮大工」と「左官職人」による伝統技術を未来に繋ぐと共に、「当蔵の味噌造り」も復興を遂げることができました。また、明治八年の創業より受け継ぐ「杉樽」で天然醸造されることで、多量の旨味や香りを醸します。

お味噌の発酵と木樽の匂いが心地よい、井上味噌醤油さんの新しい醸造蔵。
味噌造りの生命線ともいえる大切なこの場所に案内してくださった井上さんのお話しは、深い趣きがあります。

「"楽しもう"という発想を忘れない。県外・海外の皆様にお届けすることは、翻って地元へのメッセージを受け取る活動と捉えている。食べ慣れたものに近づける。手仕事は足し算。お味噌造りは私たちが作っているのではなく、自然に作ってもらっていて、私たちはそのお手伝いをしているだけ。」


徳島には発酵食品が数多くあるのですが、私たちは、尊敬できるプロフェッショナルのお一人である井上さんの大ファンになりました。

手仕事であるがゆえに、大量生産はできません。だからこそ大切に頂きたいと思います。
商品の原料表示は、米・大豆・塩の3つだけ。ゆえに安心して頂くことができます。

「日本には、おもてなしができる素材が少なくなってきている。自分のお味噌づくりは何も特別なことではなく、創業当時からスタンダード、私たちは何も変わらない、まわりが変わっていっただけ。」

そう話される昔ながらの作り方が、日本でも希少となった技術として注目され、三つ星シェフや国内の有名料理店、フランス大使館ほか、世界中の著名店からの支持は広がる一方です。

普段使いの「味噌」も、井上さんのお話しや醸造蔵の様子を思い浮かべながら頂くと、特別なものに感じ、日本の食文化に想いを馳せずにいられなくなります。
あわい商店では、作り手の考え方や気持ちを伝えていくことをこれからも大切にしていきます。