井上味噌醤油「常盤味噌」 明治八年創業 「杉樽」で仕込む元祖天然味噌
明治八年の創業当時より受け継がれる手仕事のすべてが詰まった本格味噌。創業時の屋号である「トキワ味噌」の名前と同じ商品名を称していることから、実直に味噌づくりに向き合った先人達の「知恵と工夫」が積み重なり、古来の伝統技術で仕込まれた井上味噌を代表する味噌です。
やや甘口で上品な風味と旨味が特徴で、不必要な雑味が少ないため、そのまま食べるのが一番のおすすめです。
天然醸造された生味噌の風味を存分に生かす食べ方として、日本人のソウルフード・白米の「おむすび」にそえるだけで、最高のごちそうになります。是非、一度お試しください。
他にも、野菜スティックに付けたり、焼おにぎりも味噌本来の風味を味わうことができます。
また、生味噌は香り高い特徴からオリーブオイルとの相性が良く、ワインなどの洋酒のお供としても美味しくいただけます。
天日塩に含まれるミネラルなど上質な原材料のため、離乳食や美容や健康思考、食育や病人食の方々にもおすすめです。
井上味噌に惚れ込んだ理由
これまで全国を訪問し、さまざまな味噌を食べてきましたが、井上味噌に初めて出会った時、群を抜いた美味しさに衝撃が走り、これまでの味噌の概念が覆ったことを今でも鮮明に覚えています。
そして未だ、この衝撃を超える味噌には出会っていません。
この度改めて井上味噌の美味しさの秘密は何かを直接取材をする中で「もろぶた糀」「厳選した素材」「味噌蔵と木樽」の3つを大切にしていること、自然に逆らわず、鳴門の風土や気候を存分に生かして、発酵の後押しをしていることを知らされました。
伝統の手仕事による本格味噌は日本やフランスのミシュラン三ツ星を獲得しているレストラン・料亭で採用され厚く支持されています。
さらにフランスでは高級調味料として取引されています。
プロの料理人やシェフに高評価を得ている「本格味噌」を、食に対する感度の高いお客様にぜひ知っていただき、日々の食生活やハレノヒの大切な素材としてご賞味いただきたく、あわい商店で取り扱いをはじめました。
一度使いだしたら手放せなくなる、上品でふくよかな唯一無二のこの味を、是非ご堪能ください。
井上味噌醤油について
【井上味噌醤油が大切にする3つのこと】
伝統の「もろぶた糀」
井上味噌の風味を醸すために欠かせない米糀は、長年受け継いできた「もろぶた」という木箱を使い、約四十時間、麹菌に寄り添いながら「手仕事」にて育て上げます。
全量国産の「米」「大豆」「塩」
醸造に適した国産の「米」「大豆」「塩」を厳選しておりますが、代々の教えにより銘柄や配合は非開示にしているそうです。
「味噌蔵と木樽仕込み」による天然醸造
震災により失った醸造環境を取り戻すべく、2023年4月に「土壁造りの醸造蔵」を新築しました。 「宮大工」と「左官職人」による伝統技術を未来に繋ぐと共に、「当蔵の味噌造り」も復興を遂げることができました。また、明治八年の創業より受け継ぐ「杉樽」で天然醸造されることで、多量の旨味や香りを醸します。昔ながらの味を醸し続けるために、当蔵では「司製樽」に依頼し、2015年に仕込み木樽を3樽新調。
妥協することなく自然に寄り添い作られた、こだわりの味噌を一度ご賞味ください。
*参考レシピ
◆王道の味噌汁
くわかめ、豆腐、玉ねぎ>
①わかめは下ごしらえをしておく
②だしで玉ねぎを煮て、豆腐を煮る
③火を止める直前にわかめを入れる
④火を止め、ひと呼吸おいてから味噌を溶く
◆生味噌の冷や汁
くきゅうり、大葉、青ネギ、ミョウガ、プチトマト、油揚げ、ちくわ、煎りゴマ、摺りゴマ、氷>
①だしをとって冷蔵庫で冷やしておく
②きゅうりは薄い輪切りにし、塩を軽くして絞っておく。プチトマトは半分に、その他の材料は細切りにする。
(ちくわ、油揚げは焼いておく)
③だしに味噌を溶いて具材を入れる
※ 味は濃いめにして最後に氷を入れる
※ 輪切りスダチを入れるとサッパリします
味噌汁の調理のコツ
一、「一人前」は150~200ccが目安
二、「味噌」は「だし」の12%が目安
三、具材から出る灰汁をとる
四、火を止めて一呼吸おいてから
味噌を溶き、「味見」して調節する
五、味噌を溶いた後は沸騰させない
六、煮直しは煮えばな(80°c)以下で
※ 味噌の適量は「味噌の特徴」「だし
と具材の具合」によって調節が必要ですので、少量から徐々に足して味見して下さい。
※ 加熱処理されていない「生味噌」を使うと風味高いみそ汁に仕上がります。
【いりこだし】
くいりこ(煮干し)20~30g程度、水10>
①「いりこ」の頭と腸(はらわた) をとる
②鍋に「いりこ」と「水」を入れて
1時間ほど置いておく
③弱火にかけて灰汁をとりながら
5分ほど煮立せる
④布巾やペーパーなどで濾す
【鰹(かつお)だし】
<鰹節20~30g程度、水10>
①鍋に「水」を入れて沸騰させる
②沸騰したら火を止め、ひと呼吸おいて
「鰹節」を入れる
③1分程度したら、ザルや布巾などで濾す
【鰹(かつお)と昆布だし】
<鰹節10~20g程度、昆布5~10g程度>
①鍋に「昆布」と「水」を入れ
1時間ほど置いておく
②鍋を火にかけ沸騰前(80°C)に取り出す
③沸騰したら火を止め、ひと呼吸おいて
「鰹節」を入れる
④1分程度したら、ザルや布巾などで濾す
【だしパック・顆粒だし】
製造者の推奨する「作り方」をしっかりと読み、忠実に再現することが、美味しさにつながります。
※だしの分量は味噌汁5〜6人前です
【原材料】米、大豆、塩
【内容量】 500g
【賞味期限】 2ヶ月以上のものを発送いたします。
【保存方法】 要冷蔵10℃以下保存
【製造者】 井上味噌醤油株式会社
【販売者】あわい株式会社