



遊山箱 (月)
¥16,500
商品説明
徳島県阿南市は昔からより建築、造船など木工が盛んにおこなわれており、
材料となる木材を確保するための植林も盛んにおこなわれていた地域です。
そんな徳島独自の文化である遊山箱とは、山野に遊びに出る(=遊山)子どもたちの三段重ねのお弁当箱でした。
徳島には旧暦の3月3日、子どもたちが遊山箱を持って、野山や浜へ遊山に出かける習慣がありました。
高度経済成長期の頃から、遊山箱を作れる職人さんも次第に少なくなり衰退する流れとなりましたため、今では希少な地域の工芸品となっています。
職人が作るこちらは3種あるうちの、月の形がくり抜かれた遊山箱です。
ヒノキ材を使用しており、中には3段の重箱(プラスチック)が入っています。
内容は各家庭で多少異なりますが、以下が定番のご馳走でした。
上段:ういろうや赤や緑に色づけした甘い寒天
中段:お煮しめやゆで卵
下段」巻きずし